83歳のご近所の老人が相談に見えられました。 内容はご自身が亡くなった後の財産の処分についてでした。 聞けば昨年妻に先立たれ、一人息子はガンで余命幾ばくもない状態で入院されているとのことです。 親戚や友人とも付き合いはなく、亡くなったらお寺と社会福祉団体に寄付したいという希望を持たれています。 この思いを現実のものにするためには、「遺言」が必要です。 決して大層に考える必要はありません。 内容は単純明快に、形式はきちんと法律に則って、遺言書を作成しておくことです。